ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットとワイヤーを装着して歯を動かす矯正治療です。最も古い歴史があり、治療の安定性や適用範囲に優れています。難易度が高い症例にはワイヤー矯正が選択されることが多く、デメリットである装置が目立つ点についても、白や透明の装置を選ぶことで緩和できます。

治療費も比較的抑えられるため、多くの人に選ばれている矯正治療です。口内炎が起こりやすい他、歯磨きがしづらくなるデメリットもありますが、1週間ほどで慣れるでしょう。

ワイヤー矯正の仕組み

ワイヤー矯正では、ブラケットを歯に装着し、ワイヤーでつなぎ合わせて歯に力をかけます。矯正装置の取り付けは全て歯科医師が行うため、患者さまがご自身で装置を調整するようなことはありません。

ワイヤー矯正の治療範囲

ワイヤー矯正の治療範囲は、全体矯正と部分矯正に分かれています。全体矯正は、全ての歯を総合的に動かして歯並び・噛み合わせを整えるのに対し、部分矯正は前歯や八重歯にだけ装着して歯を部分的に動かします。

外科的な治療が必要なケース、上下の顎の骨が大きくずれているケースなどは、全体矯正が必要です。部分矯正を適用できるかどうかは事前の検査で確認が必要なため、まずはお気軽にご相談ください。

ワイヤー矯正の種類

表側矯正

表側矯正

表側矯正は、歯の表側に装置を取り付けるワイヤー矯正です。口を開けたときに装置が目立ちますが、セラミックやプラスチックの装置を選ぶことで目立ちにくくなります。また、歯の裏側に作用しないため、話しづらさを感じることはほとんどありません。

矯正装置は3~6週間ごとに歯科医院で調整が必要です。

舌側矯正

舌側矯正

舌側矯正は、歯の裏側にブラケットを取り付けてワイヤーを通す矯正治療です。口を開けたときに装置が目立ちにくいため、口元の見た目が気になる方に適しています。歯の裏側を目で直接見ることは難しいため、歯型の模型を作り、ブラケットを取り付ける位置のガイドを作製します。難易度が高い矯正治療のため、歯科医師の技術力によっては治療計画の通りに歯並び・噛み合わせを整えることができません。

また、表側矯正と比べて手間がかかるため、費用が比較的高額になっています。

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